HOME >  象彦の漆器について

漆器とは漆の木から採取した樹液を塗り重ねつくりあげる器のことを指します。
木を乾燥させ、木地を制作、下地を行い、塗りを施し…と多くの工程を経て完成します。
また、一人の職人が最後まで作り上げることは珍しく、木地を作る「木地師」・塗りを行う「塗師」・蒔絵を行う「蒔絵師」と複数の職人で分担し、つくるのが一般的です。
漆器の特徴である保温性の高さ、軽さ、抗菌性から、吸物などの器として、また重箱など料理の詰め合わせの器として使われ続けています。
豪華な蒔絵の品はハレの日の道具、時には献上品として制作されてきました。
現代では、日々の生活に合わせた器もあり、時代に合わせてその用途も幅広くなっています。

同じ形で作り続けるためには長年の勘と技術が必要です。
木地の乾燥、塗りを行なった後の乾燥など寝かせる工程も多いため、仕上がりまで時間がかかります。

「漆」とはうるしの木からにじみでる樹液です。漆木は枝が折れたり、虫や動物に傷つけられたときに、漆をにじみ出して傷を守ろうとします。
うるしの語源は、「うるわし(麗し)」とも「うるむ(潤む)」ともいわれ、水に濡れたようなみずみずしい漆の艶やかさを表しています。
漆は強い接着力を持ち、薄く塗りこむこともできるので、丈夫で美しい光沢を出すことが出来ます。

ほこりが入らないよう慎重に作業を行ないます。
漆の色によって塗りやすさや硬さが異なります。

蒔絵とは、漆器の器面に漆で文様を描き、それが凝固しないうちに金粉・銀粉を蒔いて華やかな絵模様を生み出す技法です。
8世紀から12世紀にかけて現在の形が完成し、貝を使った「螺鈿(らでん)」や、 金銀の薄板をはりつける「平文(ひょうもん)」などをはじめとして、材料や工程によって多種多様な技法が今もなお受け継がれています。とりわけ長年、都の地であった京都では、平安京の時代から、朝廷や寺社が求める超一流品が作り続けられ、蒔絵の技法が磨き上げられてきました。

漆器作りはかなり細かい集中力のいる作業が最後まで続きます。
戸の裏にまでびっしりと蒔絵がほどこされています。
象彦女子部 象彦チャンネル  1661年創業の京漆器商・象彦の公式Instagram
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