ソフトバンクiPhoneケース - SoftBank×象彦（2009）

2009年に登場した3GSと3Gに対応したiPhoneケース。
「JAPAN　TEXTURE」シリーズのスペシャルエディションとして、
漆地に戦国武将の家紋やイメージをデザインし蒔絵を行いました。

デザインは直江兼続、織田信長、上杉謙信、伊達 政宗、真田幸村の5種類です。
‘携帯電話は現代の印籠である’という視点のもと、戦国武将が持つとすればどのような物なのかー。
人物象を振り返りながら力強いイメージのケースが完成しました。
※現在は販売しておりません。

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  伊達政宗/DATE MASAMUNE
  派手で洒落た戦装束をイメージ。
  政宗使用の兜の三日月の前立てを、蒔絵とベースの表面が同じ高さになる「総研ぎ出し蒔絵」で仕上げています。
  月を背景に仙台の市花である萩を黒漆で描き、下部には花押を再現しました。シックでダンディーな雰囲気を目指しました。

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  直江兼次/NAOE KANETSUGU
  名将としてだけではなく、内政にも長けた忠義に篤い兼次をイメージ。
  最も有名な漢詩「春雁吾に似て　吾雁に似たり　洛陽城裏に花に背いて帰る」この詩から月に向かって飛ぶ雁をモチーフに使用しています。
  有名な兜の「愛」の文字と月を配しています。また、最上川の治水事業に大きな功績を残した史実の元、波の図を合わせて構成しました。

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  上杉謙信/UESUGI　KENSHIN
  謙信が進行していた軍神「毘沙門天」を黒の乾漆粉でシルエットとして表現。
  また「日の御旗」とも呼ばれる紺地に赤の日の丸の軍旗は、父、長尾為景が朝廷から下賜されたもので、その日の丸を朱金で、下部には突撃の合図に使用された「懸かり乱れ龍」の文字を蒔絵で描きます。
  強さを兼ねそなえ、人々から尊敬された謙信のイメージを象徴的にデザインしました。

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  織田信長/ODA NOBUNAGA
  派手好きな信長の志向を朱漆で表現。
  ポリシーである「天下布武」の印を金で、
  着用していたと伝わる南蛮鎧の胸にあった梵字を黒漆で描く。上の金・青金・朱金の桜は好んで舞ったとされる、幸若舞曲「敦盛」の無常感を表しています。
  破天荒で革新的な織田信長のイメージを異なる3つのモチーフでデザインしました。

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  真田幸村/SANADA YUKIMURA
  幸村が率いた、真田兵の象徴である「赤揃え」にちなみ、ベースを朱漆に。
  旗印である有名な「六文銭」を下にいくほど薄くなる蒔きぼかしで表現しています。
  また幸村が父と隠れ住んだ屋敷跡の「真田庵」に咲く牡丹を戦国武者の着物の柄のイメージでつけています。勇猛果敢な一面と家族想いの優しい人物像の二つの姿をデザイン化しました。