漆器修繕処

弊社では、ご購入いただいた漆器の修繕も行っております。
壊れてしまった部分を修繕することによって、より長期間漆器をお使いいただくことができます。
ここでは過去にお客様からお預かりしたお品物の修繕例をご紹介いたします。
※こちらでご紹介しているものは一例です。ケースによっては修繕ができない場合もございます。

修繕箇所 「 割れ 」


「お椀の欠け」

このようにスジが入っているお椀でも、カケを目立たないように修繕することができます。
お椀の内側の蒔絵も繋ぎ目がわからないように直しています。

「箱の割れ」

箱の一辺が大きく割れてしまったということで修繕いたしました。

「ステッキの剥がれ」

大事に使っていただいている杖をお預かりし、修繕いたしました。複数箇所の剥がれを直し、全体的に艶を取り戻しました。
このように蒔絵や螺鈿細工のあるものでも修繕が可能です。

「冷酒杯のカケ・塗替え」

冷酒杯割れ接着・足塗替えを行いました。
大きくに割れた漆器でも、このように破片をお持ちいただけると接着ができる場合がございます。
接着した後、塗替えを行うことで割れている箇所は一見わからないところまで修繕することができました。