象彦創業三百六十周年 十代 西村彦兵衛襲名 記念作品

風竹蒔絵 大棗

象彦の明治~大正期の下絵である置目(おきめ:蒔絵の描きはじめに使用する図案)を
銀研切り蒔絵で描きました。

風になびく竹の枝を眺めると、葉が擦れ合う音が聞こえてくるような「聴風」を表現しました。
外側は落ち着いた艶消しの漆黒となっています。

銀研切り蒔絵の作品は象彦ではおよそ100年ぶりの製作となりました。
*銀研切り蒔絵(ぎんとぎきりまきえ):黒く描くところに炭粉、銀色の部分に銀粉を蒔き、全面に漆を塗り込んだ後、炭で絵を研ぎ出す研出し蒔絵の一種。

Zohiko’s drafts from the Meiji and Taisho periods were drawn on Natsume.
The design expresses “Cho-Hu,” as if you can hear the sound of wind when you look at bamboo branches fluttering in the wind.
The outside is a matte-black.
The maki-e is produced with a delicate technique using silver, which is the first time in 100 years that Zohiko has revived this technique.

  • 風竹蒔絵 大棗
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